【タブー】台湾人に贈ってはいけないプレゼント・お土産8選

台湾生活

プレゼントをもらうと大変嬉しいですよね。

しかし贈り物にもマナーはあり、知らないと相手を悲しませたり不快にさせてしまうことがあります。

今回は台湾人に贈ってはいけないプレゼントを紹介していきます。

台湾人に贈ってはいけないプレゼント・お土産

台湾人への贈り物にふさわしくない8つの物をご紹介します。

時計・置時計

台湾では掛け時計や置時計などを贈ってはいけません。

時計は中国語で鐘錶といい、この「鐘」という字は「終」と同じ発音です。

また「終」 は死という意味なので、時計をプレゼントすることは「送鐘」=「送終」ということになり縁起が悪いです。

まるで相手の死を呪うような悪い意味になってしまいます。

ちなみに腕時計を贈るのは大丈夫です(腕時計は中国語で「手錶」)。

靴を送ってはいけない理由が二つあります。

ひとつは靴という字は中国語では「邪」と同じ発音であるためです。

すなわち靴を贈ることは邪気を渡すという意味になり、縁起が良くありません。

もうひとつに台湾では靴を贈ると「この靴を履いて離れてください」という意味になります。

贈ってしまうと友達や恋人が本当に離れて行ってしまうかもしれません。

傘という字は中国語で「散」に似た発音になります。

つまり「別れ」や「離別」という意味になってしまうので、プレゼントには向いていません。

扇子

扇子の「扇」は上記の傘と同じように中国語では「散」の発音に似ています。

傘と同様に扇子も別れを連想させてしまうのでプレゼントには向いていません。

「梨」と「離」は中国語で同じ発音です。

ですので梨もプレゼントには向いていません。

文字通り「離別」と言う意味が含まれています。

果物を贈る際はリンゴやブドウなどを選ぶ方がいいでしょう。

刃物

包丁、はさみ、刀などいろいろな刃物があります。

これらはものを切るもので、プレゼントにすると、「運気を断つ」、「関係を断つ」という意味になってしまいます。

ろうそく

おしゃれなものや香り付きのものがあり、ろうそくはプレゼントにぴったりだと思われますが、台湾ではプレゼントにしない方がいいでしょう。

ろうそくはお葬式などに使われるので縁起が悪くプレゼントには向いていません。

白は避ける

物だけでなく、色も注意が必要です。

日本とは逆で台湾文化、中国文化では白色は悲しみや死を表す色で、喪服も一般的に白です。

ですので特に結婚式などお祝い事では、白色のものを贈らないようにしましょう。

ちなみに台湾で一番縁起のいい色とされているのは赤です。

包装なども赤や暖かい色を選ぶようにしましょう。

どうしても贈りたい場合

どうしても今回紹介したものを送りたいという方向けに、解決策をご紹介したいと思います。

まずは相手に贈ってもいいか聞く。

相手が大丈夫、気にならないと言えば、贈っても問題ありません。

サプライズ度合いは減りますが、相手を不快にさせることを避けることができます。

もしくは相手から10元(実際はいくらでもいい)をもらいます。

お金を貰うことでプレゼントにはならず、代わりに買ってあげたという風に解釈されるからです。

まとめ

今回は台湾人に贈ってはいけないプレゼントを紹介しました。

また上記で紹介したものは同じ言葉・文化を持つ中国人にも贈ってはいけません。

知らずにこれらの物を贈ってしまうと、感謝やお祝いのつもりのはずなのに相手を悲しませてしまうかもしれません。

逆にこれらを避ければ、台湾の方は喜んで受け取ってくれるはずです。

今回の記事が台湾人へのプレゼントの参考になれればうれしいです。

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