台湾には朝ご飯を専門にした「早餐店」が数多くあります。
その中でも有名なのが阜杭豆漿(フーハンドウジャン)です。
現地の方、観光客問わず朝早くからここの朝ご飯を求めて行列ができます。
長い時には1時間も並ぶことがあるそう。
今回はそんな大人気の阜杭豆漿に行ったので紹介していきたいと思います。
アクセス・並び方
阜杭豆漿は華山市場というローカル市場の2階に位置し、MRT善導寺駅5番出口を出てすぐにあります。
MRT善導寺駅を出て、すぐに右に曲がると阜杭豆漿の列が見えます。
列に並んで待っている人たちが見えるはずなのでその後ろに並べばオッケーです。
注文の仕方
店内に入れば後は注文です。
店内に入るとメニューが置いてあるので並んでいる間に何を食べるかチェックしておきましょう。
日本語のメニューもあるので中国語が苦手な方でも安心ですね。
注文カウンターに着いたら、「飲料區」「燒餅區」に分かれていて、飲み物と食べ物を別々に注文するシステムになっています。
飲料區では米漿、豆漿、鹹豆漿が注文でき、米漿、豆漿はアイスとホットが選べます。
中国語ではアイスを「冰(ビン)」、ホットは「熱(ジェ)」と言います。
同時に店内で食べるかテイクアウトするかも同時に伝えておきましょう。
店内で食べる場合は中国語で「內用(ネイヨン)」、テイクアウトだったら「外帶(ワイダイ)」です。
飲み物を頼んだ後は隣の燒餅區で食べ物を注文します。
いざ実食!
今回は鹹豆漿、豆漿、厚餅夾蛋、焦糖甜餅の4品を頼みました。
では一品ずつ紹介していきます。
鹹豆漿/塩豆乳
阜杭豆漿の定番料理と言ったら鹹豆漿です!
ほとんどのお客さんがこの料理を注文していました。
小エビとザーサイの入った塩豆乳にサクサクの油條(台湾風揚げパン)とパクチーをトッピングした料理です。
食感は茶わん蒸しに似ていて、朝にぴったりな優しい味わいになっていました。
パクチーが苦手な方は「不要香菜(ブヤオシャンツァイ)」と伝えればオッケー。
またベジタリアン向けに小エビを抜いたものもあります。
豆漿/豆乳
台湾の朝の飲み物と言えば豆乳。
ここの豆乳はくせが無く、甘さも控えめなので、とても飲みやすかったです。
お世辞抜きにこちらの豆乳が今までで一番おいしいと感じました。
厚餅夾蛋/台湾風厚焼きパン+卵
メニューを見ていてこれだ!と思い注文してみました。
外はサクッと、中はモチモチでほんのり甘いパンにふわふわのネギの入った卵が良い感じにマッチしていてとても美味しい一品でした。
しかもボリューミーで大変満足できる料理でした。
おすすめです!
焦糖甜餅/台湾風キャラメル味焼きパイ
豆漿、鹹豆漿、厚餅夾蛋でお腹がいっぱいになってしまったので、焦糖甜餅は外でいただきました。
外はカリッとして、たっぷりかかったゴマの香りがとても良かったです。
中は空洞でキャラメル風味になっていて、甘いもの好きにぴったりだと感じました。
手軽で冷めていても美味しくいただけたので、店内で食事をした後、観光の合間におやつ感覚でいただくのもありです!
まとめ
朝ご飯とは言えせっかくの台湾旅行、やっぱり美味しいものを食べたいですよね。
そんなときに阜杭豆漿で台湾式の朝ご飯を食べるのをおすすめします。
どの料理もおいしく並んだ甲斐があったなと思いました。
ぜひ朝少し早起きして阜杭豆漿で人気の朝ご飯を食べてみてはいかがでしょう?