【台湾留学】入学から卒業までの大学のイベントを紹介

台湾留学

大学には様々な面白いイベントがありますよね。

もちろん台湾の大学も例外ではなく、さらに日本にはない台湾ならではのイベントもあります。

今回は僕が通っていた銘伝大学を例に、台湾の大学ではどのようなイベントが行われるかを紹介していきます。

入学から卒業までの大学のイベントを紹介

入学式

大学最初のイベントと言えば、入学式。

もちろん台湾の大学でも入学式は開催されます。

台湾の入学式は日本とは違い9月に行われ、参加する生徒もスーツではなく私服で参加するのが一般的です。

周りに友達がいないどころか、周りが僕にとって全員外国人なので変に緊張した思い出があります。

新生露營

入学式後にある大きなイベントとして、新生露營(新入生キャンプ)があります。

このイベントは新入生の親睦を深めるために開催され、系學會という学科のイベントを企画・運営をする部活の方々が進行を進めてくれます。

内容は台湾のキャンプ場を借りて、1泊2日でキャンプを行うというものですが、ただキャンプをするのではなく、いろんなクラスのから作られたグループ同士バーベキューを楽しんだり、グループ対抗のゲームが行われまいした。夜には系學會の先輩方のダンスを観たり、キャンプファイヤーを囲みながらフォークダンスを楽しんだり、肝試しなども行われます。

参加したおかげで友達が増えただけでなく、友達や先輩方との深いつながりもたくさんできました。

台湾留学の際はぜひ参加しておきたいイベントの一つです。

また2年生には系學會の一員として新入生キャンプの運営にも携わりました。

新生合唱比賽

合唱比賽とは合唱コンクールのことです。

またこのイベントは1年生だけが参加できるイベントです。

ちなみに日本とは違い台湾の中学校や高校では合唱コンクールをやることが少なく、大学で初めて合唱コンクールに参加するという人が多かったです。

入学式後すぐにメンバーの募集が始まり、中間テストが終わった1週間後くらいに予選・本選が始まります。

課題曲は校歌と自由曲の2曲で、僕たちの学科ではライオンキングで有名な『Circle of Life』でした。

練習は初期の頃は週2回でしたが、コンクールが近づくにつれて3回、4回と増えて、最終的には土日も含めてほぼ毎日あり、中々ハードでした。

また歌だけではなく、衣装を作ったり、振り付けを考えたり、本番はメイクもするなど日本で行われる合唱コンクールとはまた違ったテイストで行われていました。

ただ一生懸命頑張ったおかげか予選は2位通過で本選に行けたので、達成感とやりがいはとてもありました。

そして合唱を通してつながりの強い友達が学校始まってすぐできましたし、中国語能力も伸びたので参加して良かったなと思えるイベントでした。

制服日

制服日とは台湾の大学ならではのイベントで、学科によって日にちは異なりますが、1日高校時代の制服を着て授業に参加します。

僕も留学前から制服日という存在をしていたので、高校時代の学ランを忘れず持っていきました。

日本の制服は珍しく、デザインもかっこいい(?)ので、その日は写真攻めにあったり、着させてほしいというお願いをたくさんいただきました。

制服日おかげでこの日は人気者になることができ、悪い気はしなかったです笑

ちなみに台湾の制服がどのようなものかは『制服至上』というイラスト集で知ることができます。

実際にある台湾の制服のイラスト集で日本語版もあります。

イラストがとても綺麗だったので、僕も台湾で購入しました。

中秋節烤肉

中秋節烤肉とは文字通り中秋節に行われる焼肉(バーベキュー)のことです。

中秋節は台湾や中国の重要な行事の一つで、台湾ではこの期間に焼肉を食べるという習慣があります。

ちなみに中秋節の日にちは旧暦の8月15日で、2020年は10月1日にあります。

僕が専攻していた国際ビジネス学科でもこの期間に合わせて焼肉パーティーが行われ、10人一組のグループを作って、参加費を払うと参加できました。

また焼肉を楽しむだけでなく、グループ対抗のゲーム大会などのイベントもあり、商品などももらえる面白いイベントでした。

台湾ならではの文化を楽しみつつ、友達との親睦も深められたのでとても楽しかったです。

啦啦舞比賽

啦啦舞比賽とはチアダンスの大会のことです。

僕は1年生の時にダンサーとして参加しました。

ただチアダンスとは言っても、ポンポンを持ったり、人を投げたりはしません(素人の集まりなので笑)。

このチアダンス大会は大学で一番大きいイベントの一つで、合唱コンクールと同じく学科対抗で行われます。

毎年大学の創立記念のイベントとして行われ、どの学科も力を入れ、とても盛り上がるイベントでした。

冬休みから最初の練習が始まり、本番が近づくにつれて練習も毎日朝から晩まであり、合唱コンクール以上にハードでした(ちなみにチアダンスに参加する人は本番の2週間前から公欠が認められるほどの一大イベントです)。

ダンス以外にもダンスのテーマに沿った背景や置物などの大道具も使用する大掛かりなものでした。(2年生と3年生は大道具作りと本番中の大道具の移動の係として参加しました。)

練習もきつく、練習のために授業も中々出ることができなかったので、少し後悔したときもありましたが、ダンスをやり切った後の達成感は計り知れないものがありました。

そして疲労と大勢人が集まるイベントだったので、次の日からみんなで風邪を引いたこともいい思い出です笑

系周會

系周會は日本の文化祭のようなものですが、学校全体では行われず、各学科ごとに1週間の期間が割り振られ、いろいろな屋台を出したりやライブなどを行います。

他の大学では学校全体で行われる文化祭もあるかもしれませんが、僕のが通っていた銘伝大学のキャンパスは広くないので学科単位で行われました。

僕は屋台で卵焼きを作ったり、ナイトパーティーでは撮影の仕事をしました。

送舊

送舊は卒業生を送る会のことです。

3年生の時は系學會の一員の送る側として参加して、当日の撮影や裏方の仕事をしたり、少しダンスもしました。

4年生では送られる側となり、友達と食事をしつつ、後輩たちの出し物や、4年間の思い出のムービーを観て楽しみました。

畢業典禮

大学の最後のイベントは卒業式。

台湾の卒業式は6月に行われます。

また台湾の卒業式ではスーツではなく、以下の写真のようなアメリカの大学で着るような格好で写真には写っていませんが、四角い帽子をかぶって参加するのが一般的です。

卒業式の内容はおそらく日本と同じですが、校長先生や来賓の方からの祝辞があり、優秀者の表彰などがありました。

また卒業式後には花火も打ち上げられます。卒業式の日に士林夜市に行けば花火が見られるかもしれません(キャンパスは士林夜市近くにあります)。

卒業式後、卒業に必要な要項を満たしていれば卒業証書がもらえ、晴れて卒業となります。

まとめ

以上台湾の大学で行われるイベントの紹介でした。

この記事を通して日本と台湾の違いを感じてもらえたでしょうか?

またこれから台湾留学に行かれる方は積極的にイベントに参加し、台湾ならではの文化を体験してみると面白いですよ!

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