大学生活の醍醐味の一つと言えば、部活動やサークルですよね。
日本の大学はもちろん、台湾の大学でもそのような活動が活発に行われています。
僕も台湾正規留学中にいくつかの部活動やイベント活動に参加してきました。
そこで今回は僕が実際に参加していた部活やサークル・イベントサークルについて綴っていきたいと思います。
台湾留学中に僕が参加した部活・サークル・イベント活動
留学中に系學會と呼ばれる部活やフットサルサークル、合唱コンクール、チアダンス大会などのイベント活動に参加してきました。
それぞれどんな活動を行ってきたのか、紹介していきます。
系學會
系學會を日本語で例えると学科の生徒会やイベント実行委員会のような部活でしょうか。
どの学科にもこのような団体があり、僕は国際ビジネス学科(中国語では國際企業系、略して國企系)だったので國企系學會に所属していました。
系學會の仕事は学科単位で行われる数々のイベントの企画・運営や後述する合唱コンクールやチアダンス大会のサポートなどです。
その中でも僕はイベントの撮影や裏方でのサポートなどを行ってきました。
他にもダンスや美術、広報、会計など様々な係がありました。
結構忙しい部活の部類に入り、勉強との両立が大変な部活でしたが、友達も増えとてもやりがいがありました。
合唱コンクール
合唱コンクールは中国語では「合唱比賽」と言います。
このイベントは1年生だけが参加できる学科対抗の合唱コンクールです。
ちなみに日本とは違い台湾の中学校や高校では合唱コンクールをやることが少なく、大学で初めて合唱コンクールに参加するという人が多かったです。
入学式後すぐにメンバーの募集が始まり、中間テストが終わった1週間後くらいに予選・本選が始まります。
課題曲は校歌と自由曲の2曲で、僕たちの学科ではライオンキングで有名な『Circle of Life』でした。
練習は初期の頃は週2回でしたが、コンクールが近づくにつれて3回、4回と増えて、最終的には土日も含めてほぼ毎日あり、中々ハードでした。
また歌だけではなく、衣装を作ったり、振り付けを考えたり、本番はメイクもするなど日本で行われる合唱コンクールとはまた違ったテイストで行われていました。
ただ一生懸命頑張ったおかげか予選は2位通過で本選に行けたので、達成感とやりがいはとてもありました。
そして合唱を通してつながりの強い友達が学校始まってすぐできましたし、中国語能力も伸びたので参加して良かったなと思えるイベントでした。
チアダンス大会
チアダンスは中国語で啦啦舞と言います。
僕は1年生の時にダンサーとして参加しました。
ただチアダンスとは言っても、ポンポンを持ったり、人を投げたりはしません(素人の集まりなので笑)。
このチアダンス大会は大学で一番大きいイベントの一つで、合唱コンクールと同じく学科対抗で行われます。
毎年大学の創立記念のイベントとして行われ、どの学科も力を入れ、とても盛り上がるイベントでした。
冬休みから最初の練習が始まり、本番が近づくにつれて練習も毎日朝から晩まであり、合唱コンクール以上にハードでした(ちなみにチアダンスに参加する人は本番の2週間前から公欠が認められるほどの一大イベントです)。
ダンス以外にもダンスのテーマに沿った背景や置物などの大道具も使用する大掛かりなものでした。(2年生と3年生は大道具作りと本番中の大道具の移動の係として参加しました。)
練習もきつく、練習のために授業も中々出ることができなかったので、少し後悔したときもありましたが、ダンスをやり切った後の達成感は計り知れないものがありました。
そして疲労と大勢人が集まるイベントだったので、次の日からみんなで風邪を引いたこともいい思い出です笑
フットサル部
友達が部長をやっていたので、誘われて時々参加していました。
練習は週2回で好きな時に参加できるので部活というよりはサークルのような活動をしていました。(台湾では日本とは部活とサークルを区別する言い方はせず、一括して「社團」と呼ばれることが多い)
そしてこのフットサル部は台湾人よりも外国籍の留学生が多く、他学科の中国からの学生や国際学部という授業がすべて英語の学科からの留学生が集まり、新しい出会いがあるとともに、英語で会話をする機会もありました。
またサッカーの経験はありますが、フットサルの経験が無かったので、新しいスキルも学べることができました(しかも周りの学生のレベルがとても高い)。
他にもほかの学校とサッカーの練習試合をしたり、1年に1度校内で有志を集めて校内リーグも行われるなど練習以外の楽しみもありました。
好きなスポーツができて、普段では出会えないような人とも知り合えることができたので、とても楽しいサークルでした。
その他のイベント
他にも友達の部活の撮影を手伝いに行ったり、研修で訪れた日本人大学生に台湾について教えたり、大学近くのスポットに一緒に行ったりするボランティアにも参加したことがあります。
また銘伝大学が創立60周年を迎えた年に、世界の大学から教授やお偉いさんなどが参加するパーティーのファッションショーにも参加したことがあります。
このファッションショーは銘伝大学に在籍する留学生がその国の民族衣装を着るというものでした。
しっかりとメイクやヘアセットもしてもらい、大勢の前でランウェイを歩くのは中々楽しい経験ができたと思っています。
台湾の大学に行くと留学生だから参加できるイベントもいろいろあるかと思います。
まとめ:留学中は部活やイベントに参加するべき
以上僕が台湾留学中に参加していた部活・サークル・イベントでした。
振り返ってみると大変なことが多かったですが、いろいろと参加できて良かったなと思います。
友達も増え、中国語も進歩しただけでなく、何より楽しかったです。
他にも大学には様々な部活やイベントがたくさんあるのでぜひいろいろと挑戦してみてはいかがでしょうか?
特に上記で紹介した系學會やチアダンス大会など台湾ならではの部活やイベントもあるので、そういったものに参加してみると面白い体験ができると思います。