フィリピンハーフで良かったこと

フィリピン

実は僕は日本とフィリピンのハーフです。

両親が異なる国籍ということで一般的な家庭とは違った環境で育ってきました。

今回そんな僕がフィリピンのハーフに生まれてきて良かったことを書いてみようと思います。

フィリピンハーフで良かったこと

僕なりのフィリピンハーフで良かったことを6つ挙げてみたので、ぜひご覧ください。

フィリピンに気軽に行ける

母の実家がフィリピンにあるということで僕もよくフィリピンに里帰りをします。

住む場所がフィリピンにあるので、宿代もかからず、嬉しいことにご飯なども向こうの家族が作ってくれますので、航空チケットさえ買えばフィリピンに滞在することができます。

更に空港まで迎えに来てくれたり、観光客ではなかなか来れないローカルな面白いところなども親戚たちが連れて行ってくれますので、安全にフィリピンの生活や観光地などを満喫することができます。

英語やタガログ語を学べる環境がある

フィリピンの公用語はタガログ語(いわゆる皆さんが想像するフィリピン語)で僕の母も母国語としてタガログ語を話すことができます。

またフィリピンは英語が得意な国として知られるように日本以上に英語教育に力を入れています。

実際に幼少期には母から英語教育を受けていたり、中高では英語のわからないところを教えてもらいました。

また、フィリピンに行けば親戚や友達は当然日本語ができないので、英語で話さなければなりません。

このような環境に生まれてきたので、英語はそこそこできるようにはなってきたかと思います。

ただ英語やタガログ語ができる環境があるだけで、英語は日常的な会話しかできないですし、タガログ語も基本的な単語や文章が少し話せる程度なので、ぺらぺらになるには自分の努力がもう少し必要です。

フィリピンについて詳しくなる

フィリピンの母からいろいろとフィリピンに関することを教えてもらうことができます。

また、フィリピンに行けば実際に現地で見たり聞いたりしながら、フィリピンの生活や文化など肌で感じながら学ぶことができます。

そして、自分がフィリピンのハーフであるので、フィリピンのことに興味を持つようになり、自分で調べたり、ニュースを見たりして歴史や政治、経済などに注目するようにもなりました。

おかげで人並み以上にはフィリピンについて知っているかと思います。

話のネタになる

国際化の流れやハーフの芸能人も増えてきたこともあって、ハーフの存在が身近になってきたように感じます。

ただやはり日本では両親が異なる国籍の日本人ハーフはまだまだ少数派です。

僕はそんな少数派なので、友達や知り合った人に「実はフィリピンハーフです」と伝えると結構な割合で驚かれます。

また自分自身フィリピンのことを良く知っているので、フィリピンで体験した面白い話などは会話のネタになるので、聞いてくれる人も興味を持って自分の話を聞いてくれます。

視野が広くなる

フィリピンのことを知るようになり、フィリピンや周辺アジアで長期間の生活や仕事をしてみたいと思うようになってきました。

また日本をフィリピン、周辺アジアを比較しながら見るようになり、これからは日本だけにとどまらず、海外で通用するスキルが必要になってくると感じました。

そこで高校生の時に海外留学を決意し、最終的には台湾の大学に進学しました。

自分がフィリピンハーフではなく、海外が身近に感じられるような環境になかったら、もしかしたら海外留学という考え方に至らなかったかもしれません。

海外生活に抵抗が無くなる

フィリピンでの生活は日本に比べて不便です。

電車は一部分でのみ通っていて、空港からフィリピンの実家までいつも渋滞に巻き込まれながら何時間もかけて行っています。

また実家ではシャワーは温水だけですし、エアコンもない生活も2,3年前まで続いていました。

他にも日本以上に不便なところがたくさんあります。

しかし、このような生活を知っていたので、海外生活は日本より不便であることが当たり前だと感じていました。

実際に台湾に留学していた時、台湾での生活をすんなりと受け入れることができましたし、逆に想像以上に便利だと思いました。

まとめ

以上僕がフィリピンハーフで良かったことを綴ってみました。

人は血統で決まるものではありませんが、自分はフィリピンが身近にあることで様々な面白い体験ができたり、考え方も国際的になってこれたかなと思っています。

本当に両親には感謝しかありません。

これからもフィリピンハーフ視点でフィリピンのことについて書いていきたいと思います。

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