どうも現在台湾に留学しているダイキです。
昨日大学最後の中間テストを終えたばかりです。
この4年間を振り返ってみると、いろいろな思い出がありますね。
今回は初めての経済学の中間テストで40点という低い点数を取った時の苦い思い出を綴っていこうと思います。
なぜ低い点数を取ってしまったのか?
当時授業を真面目に聞いていなかったというわけではなく、むしろ逆で欠席・遅刻などせず、一番前に座って授業を聞いていました。
にも関わらずこのような結果になってしまいました。
ではなぜこうなってしまったか、理由……、というか言い訳を書いていきましょう。
中国語が全然わからなかった
高校三年生の夏に台湾留学を決意し、台湾に来るまで約10か月ほど中国語を勉強していました。
そして、大学が求める中国語レベルもクリアしていました。
しかし、そんなものはたかが知れていました。
大学入学当初は日常会話ですら困難でした。
実際来てみると台湾人の方の話し方は速く感じ、知らない単語もたくさん出てきます。
当時は友達とおしゃべりするだけでも結構苦痛でした。
そんな状態で大学のレベルの高い授業についていくのは難しかったです。
先生の説明はものすごく早く、たくさんの専門用語が出てきます。
集中して聞いても、ほとんど聞き取れず、板書を移すだけで精いっぱいでした。
教科書が英語
上記で述べた通り、入学当初の中国語能力が壊滅的だったのにも関わらず、使っていた教科書は英語でした。
高校時代は英語は得意な方でしたが、留学を決めてから中国語を習得するため、ほとんどの勉強の時間を中国語にあてました。
そして、台湾に来た頃には英語能力が一気に下がっていました。
聞き取れない中国語を聞きながら、理解できない英語を見ていたので、先生がどの部分を話しているのかちんぷんかんぷんでした。
合唱コンクールが忙しかった
留学前から勉強だけでなく、様々な経験をするためにサークルやイベントに積極的に参加することを決めていました。
そして入学してすぐ新入生だけの学科対抗の合唱コンクールに参加しました。
始めの頃は練習は週2回1日3時間でしたが、大会が近くなるにつれ、週2回から3回4回と増え、一日の練習時間も増えていました。
さらにテスト一週間前も練習がありました。
休もうと思えば休めましたが、僕は責任を持ってこの合唱コンクールに取り組みたかったし、留学生だからと言って休むのは言い訳だと思い休みませんでした。(ちなみにこの期間ちゃんと練習に来たのは数人だけで、他の友達はアルバイトや勉強を理由に休んでいました泣)
合唱コンクール自体は楽しく、参加したことに悔いはありませんが、勉強の時間が中々取れなかったのは痛いです。
テストは半分英語、半分中国語
英語も中国語も苦手な状態にも関わらず、テストは2か国語で行われました。
50%は英語の選択問題、50%は中国語で記述問題でした。
そのため2か国語で勉強しなければならず、覚えることも他の科目より多かったので、どんなに勉強しても終わらなかったです。
テスト後、先生に呼び出される
中間テストが終わりすべての科目の成績が出ました。
経済学以外はまずまずの成績でしたが、一番勉強した経済が40点という結果に終わりました(テストでここまで低い点数を取ったことがなかったので、今でもこの点数を覚えています)。
テストが返却され、授業が終わった後、先生から個人的に呼び出されました。
この時、怒られると思ったのですが、実際は違いました。
「勉強や生活で困っていないか」と心配をしてくださり、「わからないことがあったらすぐに聞いて」、「君は真面目だから大丈夫だよ」と激励の言葉をいただきました。
こんな優しい先生に救われ、まだ挽回の余地はあったので、さらに頑張ることにしました。
無事に単位を取得
中間テスト後は、普段通り真面目に出席するだけでなく、先生にも積極的に質問するようになりました。
またこの時からだんだんと自分は中国語が理解できていると実感するようになりました。
そして諦めずにコツコツと頑張ったおかげで期末テストは中間テストよりも難しい内容でしたが50点台、平常点も授業や小テストなどを真面目に取り組んでいたおかげで80点台後半で、最終的な成績は62点と基準の60点を超え、無事に単位を取得できました。
単位を落とすことにメリットはない
単位を落とすとそのあとがすごく大変になります。
単位を落としてしまうと、同じことを勉強しなければいけなくなったり、落とした単位分他の科目で補うことしかできなくなります。
こうなってしまうと、やりたい勉強やアルバイト、自分の趣味に使う時間がなくなってしまいます。
実際僕の周りで単位を落としている友達が意外と多く、そう感じました。
幸い僕は最初の経済学の困難を乗り越えたあと、授業にも慣れ、良い人に支えられながら、単位を一度も落とさずここまで来ることができました。
留学当初からいきなり高い成績を残すことは難しいです。
ですが僕が経験したとおり、諦めなければ挽回の余地はいくらでもあります。
これから留学を志す人がいたら、最初はつらいと思いますが、続けて努力すれば成果は必ず報われるので、諦めず頑張ってほしいと思います。