ここ近年台湾留学が日本人の間で大変人気になっていると感じています。
需要の高い中国語が学べたり、日本からも近かったり、物価が安いなど台湾には留学生にとっていい条件がたくさん揃っています。
そこで今回は実際に台北にある大学に実際に通っている僕が、数ある台湾の都市の中で留学先として台北を選ぶメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
メリット
交通が便利
台北の公共交通機関は台湾の中で一番便利です。
特に台北捷運MRT(地下鉄)を使えば、台北市内の移動が楽にそして素早く行えます。
また市内バスもたくさんあるのでどこを行くにしても困ることはありません。
他にもYouBikeというレンタサイクルもあり、台湾居住者なら利用することができます。
空港が近い
台北市内に松山空港があり、台北の隣桃園に台湾で最大の国際空港である桃園空港があります。
この二つの空港はMRTを使えば、簡単に行くことができます。
また近いだけでなく、日本への便も多いので、日本への帰国も大変便利です。
また留学中の台湾国内旅行や海外旅行の際も便利です。
仕事・アルバイトの機会が多い
台北にはたくさんの会社がありますので、仕事・アルバイトの機会に恵まれています。
留学中にアルバイトをしたい方やワーキングホリデーで勉強をしながら仕事をしたい方におすすめです。
また台北にはたくさんの人が集まっていますので友人や知り合いの方の紹介でアルバイトをするなんてこともできます。
遊ぶところがたくさんある
台北は遊べるところがたくさんあります。
たくさんの観光地スポットがあるだけでなく、ショッピングモールや夜市、映画館、ゲームセンターなどたくさんのアクティビティが豊富にそろっています。
勉強も大事ですが、息抜きに出かけることも大事かと思います。
ただし遊び過ぎには注意したいですね。
人との出会いがたくさんある
台北には仕事や勉強で多くの人が集まります。
いろんな方とお会いする機会があり、そこで楽しくお話をしたり、新たな発見をすることができます。
また外国籍の方もたくさんいらっしゃいますので、英会話の練習になったり、異文化交流も楽しむことができます。
日本人が多い
もちろん日本人も多いです。
日本語ができる安心感があり、日本人だからこそできる話や情報交換をすることができます。
慣れない異国の地での日本人の存在は結構大きいものです。
デメリット
物価が高い
物価が高いところが留学先に台北を選ぶ一番のデメリットかもしれません。
台北での食費は台中や高雄に比べると10%ほど高い印象です。
また部屋を借りる際、僕が現在住んでいる部屋と同じ水準のものが地方でしたら1000元から1500元ほど安く借りることができます。
4年間住むと結構な額の差が生まれるので、とにかく生活費を安くしたい人は台北以外の場所を選んだ方がいいかもしれません。
雨が多い
台北の地形は盆地になっていますので、雨が多いです。
また自分の実家がある千葉と違い、冬は特に多いです。
急な雨に見舞われて風邪を引かないように、折り畳み傘を常に携帯しておくよう心がけましょう。
都会の暮らしが苦手な人には不向き
台北は台湾の中で一番の都会です。
ですので、自然が少なく、ビルやアパートが立ち並び、車通りも多く、人でごった返します。
自然が多いところに住みたい、人混みが苦手、のどかな雰囲気のところに住みたいという方はあまりお勧めできません。
日本人が多い
メリットに日本人が多いことを挙げましたが、このことはデメリットでもあります。
留学中はついつい日本人と固まりがちになってしまいます。
日本人との交流も大事ですが、外国語の練習や新しい発見をするためにも台湾人や他の外国人の方との交流も増やしたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際に台北で留学している僕が台北のメリット・デメリットをまとめてみました。
学校選びも大事ですが、場所選びも長い間楽しく生活するうえで大変重要になってくると思います。
個人的に台北を選んで良かったと思っていますが、台中や高雄など他の街もそれぞれ違った魅力があります。
台湾留学を検討している方がいれば、こちらの記事を参考に自分は台北が合っているのか、はたまた他の場所が合っているのか考えてみてはいかがでしょうか?